照明計画の楽しさと難しさ①
北見・釧路・中標津で新築・注文住宅をお考えの皆さまこんにちこんにちは。釧路タダです。
もういくつ寝るとお正月。
今年はなんだか寒さがすごく堪えますね。
例年とおりお正月は実家に帰省予定なのですが、実家の自室はファンコイルユニットの温風ヒーター。
築37年の当時のまま。
当然あったかくありません(泣)
居住していたころは温風で空気の乾燥がものすごくて風邪をひいてしまうので、
電気ヒーターや、灯油ストーブまで併用しながら過ごしておりました
暖房を止めて一晩明かした朝は「ここは外か!」と思うほど寒く、
まるで昭和な時を過ごします・・・
まあ、それはそれで実家らしくてよいのですが(負け惜しみか?)・・・
さてお題の「照明計画」についてですね。
最近の器具ってネットでもいろんなおしゃれなものがあって、飽きることがありません。
お客様の中でも ご自分のお気に入りを探されて、支給いただくこともしばしば。
ここで タダなりのアドバイスを3つほどお伝えしましょう。
一気に書くと長文大作になるので3回に分けてお伝えしますね。
①ランプの明るさと器具の大きさのバランス。
②器具の形状と取り付け場所と下地の有無。
③ペンダント照明のあるある。
本日1回目は
①ランプの明るさと器具の大きさのバランスについてです。
中標津でオープンしたママンの家モデルハウスを参考写真にしてみました。
まず支給器具の設置場所トップ5です。
「トイレにつけたい」
「玄関ホールにつけたい」
「キッチンの手元にペンダント照明をつけたい」
「ダイニングテーブルの上にペンダント照明をつけたい」
「造作洗面につけたい」
次に場所により必要な明るさの目安です
トイレ:40w
玄関ホール:60w
キッチン手元:60~100w
ダイニングテーブル上:100w以上
造作洗面上:60w以上
※あくまでタダの主観ですのでご了承ください。
トイレの手洗い上につけたかわいいペンダント照明(昼白色40w)
傘がステンドグラスなのでランプの色で雰囲気が変わります
ここでは昼白色を採用し、ぱきっとした印象ですが、電球色ではもう少し雰囲気が穏やかになります。
狭い空間であり、短時間しか使わないけど、深夜でも使う場所はまぶしすぎず、空間がほんのり明るい程度で十分かと思います。
器具によっては60wでもよいものもあります。
玄関ホールもまたトイレと雰囲気を同じくステンドグラスでかわいくしました。
天井にダウンライトとかが多い場所ですが最近ペンダントライトをぶら下げるお宅も増えています。
ここではママンの雰囲気を大事にしたかったので、ペンダントは下駄箱の上に配置
下駄箱の小物類にスポット的に当てるとか、外の窓からかわいい照明が見えるようにと狙っています。
このくらいのスペースであれば器具は一つでも十分なのですが
壁に同じデザインのブラケットライトを配置することにより、よりおしゃれさを追求しています。
ちなみに明るさは電球色60wが二つです。
ペンダントライトでもダウンライトでも空間の真ん中につける場合は空間を直接明るくします。
空間のはじのほうへつける場合は壁への反射を利用して空間を明るくします。
ですので配置によっても明かるさの雰囲気が変わります。
ダイニングとキッチン手元は同じ器具を採用しました。
今回この器具を使うことになったため、キッチンにもペンダント、ダイニングにもペンダントとなると
相当うるさくなるなあと感じ、キッチン自体は後ろのダウンライトで十分明るさは確保できてるし
手元にダウンライトはイメージがちと違うかなと思い、
あえて手元に同じ器具1灯にして、スイッチで手元1灯だけとダイニングテーブル2灯で分けてつくようにしてみました。
ランプは電球色60wです
ダイニングだけついてても60w×2なので明るさは十分、ちなみにテーブルサイズはw135センチです
この器具でなかったとすると、手元には小ぶりの器具が2灯にテーブル上には大きめの器具1灯のパターンかなと思います。
最後は洗面です
ここではブラケットライトで電球色60w2灯にしています
洗面室全体は天井のダウンライトで十分な明るさは確保できていますので
洗面台のみの明るさとして考えます。
洗面台のデザイン、サイズにもよりますが、トータルデザインによっては鏡上1灯でも問題はないかと思います。
ちなみに洗面台のサイズは120センチ、鏡は90センチ、ボウルを片側に寄せているので照明は2灯にしています。
以上になります。
明るさの感覚って個人差もあるので、実際に打合せの際にはなんなりとご相談くださいね。
もっと語らせると1日かかってしまいそうなので
今日はここでおしまいにします。
かわいい照明、おしゃれな照明、シンプルな照明
実物を実際に見れるのはモデル公開してる見学会がいちばん。
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