終の棲家
こんばんは。
今宵はちょっとプライベートなお話です
だいぶ高齢になった実家の母親。
今日病院へ精密検査の結果と今後のお話を聞きに家族皆で行ってまいりました
数年前までは元気に毎日パークゴルフ三昧の日々でしたが
股関節の手術をきっかけに
足腰が急激に弱くなり
家の中でもちょっとしたことで転んでしまうようになりました
昨年からは家の中でも杖が無いと歩けない状態になり
それも相当辛くなったようで、検査入院。
その結果
腰椎が2ヶ所骨折していた
脊柱管狭窄症、腰椎すべり症も併発・・・
さてどうする?
担当のお医者さんはとても良い方でした
手術することは可能。
ただ、歩かなくなってからの期間が経ちすぎすっかり筋力もなくなってしまってるので
手術して劇的に歩けるようになるかはあまり見込はありませんとの事
さらに背中(背骨)がすっかり曲がってしまってることもあり
それをまっすぐにする手術をするには術後の生活にもかなりのリスクがあるということ
どこまでの手術をしてどこをあきらめるか
いっそ手術をしないで完全に車イスの生活にするという選択肢もあるということ
今の医療の技術では
手術はいろんな方法で何とでもできるらしい
でも、はたしてそれが本当にお年寄りのためになるのか?
という議論も医者の中で出てるということ
医者のエゴというか自己満のための手術をしてるのではないか?
というお話までしてくださって
明解な説明と質疑回答をした後
ご家族でどういう方向性でいくかきめてほしいという内容でした
車イスでの自宅生活は
築40年になろうという実家の家はいろんなところを改修しなくてはなりません
ドアなどの一段高くなった敷居は
元大工だった父にとっては簡単に外せちゃいますが(もうすでに実施済み)
他にも改修が必要な場所がいろいろ・・・
実家に行って父とどういじっていくか話をしてきました
あちこちガタついてても
父親が建てた家でもあり
やっぱり住み慣れた我が家が一番なんですよね
当然介護施設なんて話は出るはずがありません(まだ父も元気ですし)
終の棲家って
こういうことなんだよなあ
なんてしみじみ感じた1日でした
道東、中標津・釧路・北見の
木を愛し、木に愛される家づくり
ウッディークラフト → https://www.woody-craft.co.jp